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蓮光寺と法座

蓮光寺400年略史

蓮光寺は、1603年(慶長8年)に徳川家康が江戸幕府を開いて間もなく、三河国(現・愛知県)の家康の領土に住んでいた刈谷の領主・本多忠春(法名:釋了賢)によって岡崎に寺基をかまえたと伝えられています。徳川幕府は、江戸城を守るため、武士以外に町民や寺院を江戸の周りに集める方針を打ち出しますが、そのような流れの中で、1609年(慶長14年)、2代将軍秀忠の時、蓮光寺は三河より江戸の神田に移されました。浄土真宗は北陸、関西、愛知など西日本で一番大きな教団として、庶民の間にその教えが広まっていましたが、幕府の政策によって、結果的に浄土真宗の教えが江戸に広まる機縁となったのでした。この頃、江戸にたくさんの浄土真宗のお寺が建立されています。

1657年(明暦3年)、蓮光寺は明暦の大火によって全焼してしまいますが、ご門徒の力で持ち直しました。その後、1806年(文化3年)に蓮光寺は浅草(正確には現・台東区東上野)に移りましたが、1923年(大正12年)の関東大震災で再び火災に遭うことになります。このような困難を経て、1928年(昭和3年)に葛飾区亀有に移転し、1936年(昭和11年)には本堂も落慶し、今日に至っています。

このように蓮光寺は幾多の困難を経てきていますが、そのたびごとにご門徒と僧侶が一体となって困難を乗り切り、浄土真宗の教えを伝えてきました。釋了賢を初代として、蓮光寺住職は第17代を数えます。

[画像: 蓮光寺山門]

浄土真宗のお寺は、自分を見つめ、生まれた意義と生きる喜びを見いだす聞法(仏教の教えを聞く)道場です。檀家さんに限らず、誰でも教えを聞くことができます。蓮光寺では、門徒倶楽部をはじめ数々の聞法の場が開かれています。

詳しくは下記へお問い合わせ下さい:

〒125-0061 東京都葛飾区亀有1-25-31 蓮光寺
電話: 03-3601-2034 Fax: 03-5650-7023
E-mail: cbp17950@pop12.odn.ne.jp(住職・本多雅人)

[画像: 亀有駅から蓮光寺までの地図]
(JR常磐線亀有駅より徒歩10分)

門徒倶楽部

門徒倶楽部は、蓮光寺住職の主宰する、浄土真宗の教えを聞く人々の集いです。20代から50代前半までの種々雑多な男女が集まっています。

[画像: '00年9月定例会の様子]

定例会概要
日時 原則として、毎月第2土曜日。
ただし諸事情により前後の週に振り替えられることがあります。
時間は、通常は午後3時から5時半まで、ということになっていますが、
さらにそのあと居酒屋での馬鹿騒ぎが延々と‥‥。
テーマ
('02年5月現在)
『親鸞の鉱脈』(本多弘之著)、『雑草の輝き』(高松信英著)、『歎異抄』の輪読及び座談。

詳しくは蓮光寺へお問い合わせ下さい。

法友会

蓮光寺に新しい定例会「法友会」が誕生しました。

法友[ほうゆう]とは仏法を共に聞く仲間という意味です。昼下がりのひとときを、お寺に集まっていっしょに語り合いませんか? お経の練習や教えのことはもちろん、なかなか聞けない仏事のことや日ごろ考えていること、悩んでいることなど、どんなことでもいっしょに語り考えていきたいと思います。どうぞ、気楽にご参加下さい。

会合概要('03年)
日時 隔月で行います。時間は午後2時から4時頃まで。
4月19日(土)、6月9日(月)、
8月2日(土)[「真夏の法話会」に合流]、
10月1日(水)
※事情により日が変更になることがございますので、その都度ご確認下さい。
主な内容 真宗門徒の日常勤行の練習、真宗の教え、仏事のあれこれ、その他
申し込み方法 当日参加も歓迎致しますが、事前にご連絡いただければ幸甚です。

詳しくは蓮光寺へお問い合わせ下さい。

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