お祝の言葉

蓮光寺責任役員
諏訪敬一さん(釋敬信、74歳)

本日の「報恩講および住職襲職奉告法要」にかくも多数のご門徒がお集まりくださいまして、まことにありがとうございました。深く感謝申し上げます。

去る6月28日に、教化委員の谷口裕さんと、本山である京都の東本願寺に上山いたしまして、新住職の任命式に立ち合ってまいりました。21世紀に向かって、新住職の今後のご活躍を期待するとともに、我々門徒を一層お導きくださいますようお願い申し上げます。前住職におかれましては、入寺されてから45年間、奥様とともに多大なご努力をもって、このような立派なお寺にしてくださいました。今後はリハビリにつとめられまして、一日も早く健康を回復され、我々にお元気な姿をお見せくださいまして、我々の心のささえになっていただくことを希望いたします。

蓮光寺若手門徒代表
谷口裕さん(31歳)

門徒のひとりとして、新住職・本多雅人さんの襲職を心よりお祝い申し上げます。

もともと仏教に興味があって、浄土真宗の教えを聞いてみたいと思って蓮光寺さんにお世話になるようになりました。最初は何か得るものがあるだろうと思って、教えを聞いていたのですが、自分の醜さがますます見えてくるばかりでした。それはなかなか受け入れられることではないのですが、何といいますか、うまく表現できないのですが、「脱がされる快感」というものがあるのです。脱がされてそこに見える生身の自分というのは醜さしかありませんが、なぜかホッとする瞬間がありまして、今はそれを求めてお寺に足を運ばさせていただいております。自分を言い当てた言葉に出遇える場所がお寺ではないかと思います。たまたま出遇えた新住職は「いっしょに聞法しましょう」とおっしゃってくださいますので、お導きをいただきながら、聞法生活を送ってまいりたいと思っております。

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