蓮光寺門徒倶楽部主催
真夏の法話会ご案内

日時1999年8月7日(土) 14:00 〜 17:00
<終了後懇親会あり(希望者)>
会場蓮光寺
テーマ「生活実感としての親鸞」
講師武田定光師(江東区・因速寺 住職)
会費1000円
★講師から一言★
 「疑うことがもっとも大切。信じる以上に大切」と寺に掲示しておいたら、これはどういう意味だと門徒の方に尋ねられた。宗教は、とにかく信じなさいというものなのに、なんで疑えというのか、それがおかしいということらしい。
 しかし、疑いを徹底することが、信ずることなのに、疑いもせずに、信じることは、水をもたずに氷を作ろうとするようなものだ。「腑に落ちる」まで徹底して疑うこと。それは「問いをもつこと」である。しかし「問い」は持とうとしてももてるものではない。だいたい何が問題かすら分からない。そうやって、教えの林のなかを存分に歩き回り、はい回ること。それが必ず「生活実感としての親鸞」につながる「第三の道」である。
< 武田定光 師 >
1954年生まれ。44歳。
東京教区「教化研究室」研究員を経て、現在東京教区「教学館」主幹として、教区の若手僧侶の育成に尽力されている。
自坊でも「ブッティサロン」(聞法会)を開設し、門信徒のみならず、多くの若者が仏法聴聞に訪れている。